今週はどこの山を走ろうかなと地図を眺め、結局先週と同じ愛宕山にしました。30度を超える暑さにやられ、ついつい清滝の方に脚が向かってしまいます。頭から川に突っ込みたい、湧き水を腹いっぱい飲みたい。愛宕山周辺の豊富な水の魅力に惹かれて、今週は電車に乗って嵯峨嵐山駅からスタートしました。
京都一周トレイルのコースに沿って、嵐山の石畳の上を走ります。朝8時前だというのに暑くて、既にじっとり汗が。
鳥居のところで左に曲がって六丁峠へ。この峠はいつも薄暗くて雰囲気があるので、ロードだけど気持よく登ってしまう。
六丁峠を超えて下っている時に見えた保津峡。緑が濃くて綺麗。
下りきって清滝川へ。既に汗かいていてもう飛び込みたいけどまだまだ我慢。愛宕山登ってからのご褒美にとっておきます。
清滝から愛宕神社の表参道へ。愛宕山へ登りは石段が多くひたすら4km登りが続きます。登山客も多いけど道が広くて登りやすいし、みんなで登ってる感があってつい張り切ってしまう。特に山ガールのグループ追い越す時に。
100mごとに地元消防団の看板があって全てにそれぞれ一言添えてあるのだけど、途中でネタが尽きてきたのか興が乗ってきたのか、おかしなテンションの看板がちょいちょいあって面白い。
ゴミ箱男のラブレター。標高が上がって出てきた霧と相まって趣があります。
麓は晴れてたのに、だんだん霧が濃くなってきました。先週来た時も同じでした。愛宕山はいつもこうなのかな。神々しい。
黒門。
登り切って愛宕神社でお参り。先週は小銭持ってなくて手前で折り返したけど、今日は10円持ってたので参拝できました。
今日はそのまま月輪寺の方に降りずに竜ヶ岳へ。この辺のトレイルは低木が多いけど密集してなくて、フカフカのトレイルでとても走りやすい。まさに天国です。
最高のトレイルを気持ちよく走って竜ヶ岳山頂へ。しかしここからの下りが激しかった...。
かなり急な下りで岩場も多く踏み跡も少なくて、ゆっくり一歩一歩下っていきます。1リットル持ってた水も切れかかってしんどくなってきたところで、やっと下りきったら目の前に小川が!
すぐに突っ込んで頭から水を浴びて、腹いっぱい水を飲みました。やっぱり川は最高。2つのソフトフラスクを満タンにして出発。
竜の小屋を超えて、首なし地蔵から梨木大神の方へ。
梨木大神への下りも川沿いで気持ちよかった。粘土質の赤土やガレガレの岩場など、走りやすくは全然ないけど、川が隣にあるだけで最高。
梨木大神からは林道を一気に下って月輪寺への登り口まで。ここから今日は空也の滝に行くことにしました。滝へ向かう道に入ってすぐにこの雰囲気。
気が引き締まります。
そのまましばらく滝に打たれました。
体も頭も冷えて引き締まったところで林道に戻り、清滝川へ下っていきます。いたるところにある水場。さっき滝に打たれたばかりだけど、頭からかぶりました。水は何度かぶっても良いものです。
清滝川へ降りたところでおにぎり。山へ行くときは妻がおにぎりを握ってくれるのだけど、朝1つ食べて、もう1つを山に持って来ました。山へ持っていくのは、いつもゆかりおにぎり。
高雄まで清滝川沿いを走って、京都一周トレイルに沿って登りの林道へ。沢ノ池の手前で鳴滝の方に降りるトレイルを通って福王寺まで降りて、そこからいつものジョギングコース走って家に帰りました。
全部で34.8km、7時間の旅でした。がんばって走るというより、水と戯れてばかりいて時間がかかったけど、夏の川沿いコースを堪能しました。来週はどこの山に、川に、行こうかな。